【小学校中学年】子どもたちと公園遊びのためのルールを考える

    公園遊びのためのルール

    子どもたちが自発的に外で遊ぶ機会が増える中、公園遊びにおけるルールとマナーが重要な課題となっています。公園内での態度や気をつけたいことなど、最初に一緒に確認することが鍵です。子どもたちが楽しく健全に成長するために、公園遊びにおける適切なルール作りを考えていきましょう。

    目次

    親の手から離れてする公園遊び

    公園遊びの重要性

    公園での遊びは、子どもたちの成長において自立心を育む重要な場です。自分で友達と遊んだり、ルールを守ったりすることで、自己管理能力や社会性、コミュニケーション能力が向上します。

    公園遊びにおけるルール作りの必要性

    公園での遊びは楽しいだけでなく、安全性を確保して遊ぶためにルール作りが欠かせません。お互いがルールを守ることで、トラブルや事故を防ぎ、楽しい時間を過ごすことができます。

    子どもたちに教えたい公園での基本ルール

    ①お菓子や持ち物の管理

    友達からもらうこともあるので、お菓子を持たせるのも一つの手です。ただ、持っていく量には注意します。

    個包装のお菓子を沢山持っていった子が、お友達にごっそり持っていかれたというケースもあります。

    食べカスを残さず、ごみは持ち帰れるようなビニールをかばんに入れておくと良いです。
    持ち物は、なくす可能性があるので、無くしたくないものは極力持っていかないことを伝えます。

    友達が持っている『高価なゲーム機』・スマホ

    ご家庭によってだいぶ考え方にひらきはあります。ゲームとなると一緒にやるケースも出てくるでしょう。相手のものは触らない・一緒にやってもいいが、その時のリスク・自分が持っていくならのケースも子どもと考えてみるとよいでしょう。

    『公園でゲーム漬けになってないか』も時々ヒアリングしてみてください。

    ②お金に関して

    奢らない・奢られない

    子どもに何かあった時のために少しお金を持たせることもあるかもしれません。
    お金はどういう理由で渡しているかを、確認しておきたいところです。

    友達に『買ってあげるからどのジュースがいいか?』と言われたケースもあります。

    友達から買わない。交換する時に気をつけたい

    男の子にありがちなカードゲーム収集。欲しいカード同士を交換したりすることもあります。本当にそのカードを交換してもいいのか、お互いにしっかり確認する必要が出てきます。そして、お金を持っていたりすると、買う方向も考えられます。

    上級生から『買った・買わされた』というケースがあります。

    誘わない

    ありがちな『コンビニ行こうぜ』
    お金を持参しているもの同士の会話になります。自分から、不必要に誘わない。
    また、一緒に行って買った後のことを話しあうといいかもしれません。

    買った後、コンビニの前で・・・。どうでしょうか?

    ③みんなが使う公園

    譲り合ったり、こうしたら安全だな。危険だな。など、いろいろ考えれるいい機会かと思います。『子どもで考えて』と丸投げするだけではなくいろんなケースを一緒に考えることで、視野が広がります。

    身近なケース『ボールを使う』×『投げた先に小さい子がいる』の想定もいいと思います。

    トラブルに巻き込まれる前に・・・

    子どもの言っていることに耳を傾けましょう。子どもの証言から、次に起こりそうなトラブルを想定できるケースがあります。起こる前に親が解決するのではなく、一緒に『この場合はどうか?』を考えるとよいです。

    まとめ

    子どもたちが自発的に公園で遊ぶことは、社会に出る前に学んでおきたいことが多く存在します。親子関係において『ルール作り・それを守る力』や『想定する力』を培いながら、子どもたちが健やかに成長する上で不可欠な要素となります。公園遊びを通じて、子どもたちがより豊かな経験を積み重ね、成長していくことを願ってます。

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