【足が速くなる方法】3つのポイントと家でできるトレーニング

    足が速くなる

    スポーツにおいて、速く走ることは勝利に直結する大きな要素です。特に短距離走では、わずかな差が順位や記録に大きな影響を与えることもあります。そこで今回の記事では、子どもが「少しでもタイムを縮めたい」と相談してきたことをきっかけに、足が速くなるためのトレーニング方法をまとめました。練習時間が限られていたり、本番が近い場合でも実践できるトレーニング方法をご紹介します。足の速さに悩んでいる方に役立つ情報が詰まった記事ですので、ぜひ参考にしてみてください。

    【2022.6の内容です】
    小2男子・小1女子を対象にした練習です。1日5分、家の前で練習した10日間を記事にしています。

    目次

    足が速くなる3つのポイント

    ここでは、意識しておきたい3つのポイントと、やり方を載せています。

    やる前に必ず、何も教え込まないで

    1本目の走りは動画におさめてください。


    後にビフォアアフターで比べてください。
    見違えるようになるほど良くなっています。速くなっています。我が子が何倍も、いや何十倍も・・・。

    基本姿勢

    『一本まっすぐ』を意識しよう!

    基本姿勢

    走っている時は、頭・お尻・かかと一本まっすぐになるように意識します。
    猫背になっていたり、あごが上がりすぎてたりしてないか?目線が下がりすぎてないか?

    まずは動画を見て、正しい姿勢になってるかを確認します。 

    つま先の『バネ』で走ろう!

    つま先にバネがついているイメージをします。かかとから着地すると、かかと→つま先にたどり着くのに時間がかかってしまいます。かかとではなくつま先だけ地面につけることによって、すぐにバネが使えます。そしてつま先が地面と反発して威力が増します。叩きつける感じで走れるようになるので、走る音が聞こえてきます。

    『ポン・ポン』と・・・笑 

    本当に聞こえてきます。

    つま先で走る感覚がわかんないなという時は、縄跳びで後ろ跳びをしてみてください。
    前跳びよりもつま先で着地している感じがグッと伝わります。

    腕の振りは2倍!!

    手のひらの力を抜いて、上半身を動かさずに腕を振ります。ここで気をつけたいのが肩振り(肩が左右に振られる)をしないということ。

    肩が左右に振られたり、上半身が定まらなければその場で『ゆっくり・大きく』振る練習をしてみてください。腕の振り下ろし方もできるだけ『まっすぐ』をイメージしてください。

    スタートダッシュ(スターティングスタート)

    はじめが肝心。1本目の動画を確認して、少し工夫をするだけで見違えるようにスタートが良くなります。びっくりします。

    スタート位置での左右の足幅

    スタートダッシュ

    左右の足の位置を決めるために、前足の土踏まずの内側に、後ろ足の膝を置いてみてください。そうすると後ろ足のつま先の位置が決まります。スーッと上半身をあげると足の位置は完成です。

    つま先!!

    基本姿勢『一本まっすぐ』の姿勢をそのまま少し前に倒します。そしたらつま先に力が入り、かかとが浮いてきます。

    そう!!それです。もう走れる準備できてます。

    少し前に倒した時にぐらついてしまう場合は、補助者が後ろから本人のお腹を軽く引っ張ってあげましょう。できなくても大丈夫です。『こんな感覚なんだな』ってわかったらとても良いです。
    スタートの一瞬ですのでとても大事です。

    腕は・・・

    スタートダッシュ

    前足と反対側の手を前に出す。基本ですが、前足と同側の手が前に出てるケースもあるので確認してみてください。肩の力を抜いて、腕を曲げてまっすぐ。

    最後まで諦めずに走りきる。

    最後まで諦めない

    最後まで、勝負はわからない。

    ゴールテープで前で減速せず、ゴールテープを越えてからゆっくり減速します。
    これは当たり前って思ってるかもしれませんが、実際運動会でゴール前で逆転したケースを何回もみました。

    何度も言いますが、ゴールテープの後で減速です。

    練習に余裕があったらゴールテープで両手を上げる練習をしておくと、運動会の写真でも映えます。

    我が家の10日間

    まとめてガッツリ時間をとるというスタイルではなく、『帰宅して家に入る前の5分だけ』を意識しました。
    お互い疲れていたりもするので、ダラダラやらずにパッと。ちょっと。

    私は隙間時間に、足が速くなるyou tubeを見て0.01秒でも速くなるように、イメージトレーニングしました。色々と本人に言うとやる気がなくなるので『パッと。ちょっと』でできる何かを探しました。

    晴れの日は

    1日目〜3日目:基本の姿勢のみ(1日3本。5分)
    4日目〜6日目:スタートダッシュ(1日3本。5分)
    7日目〜本番:前にやったことを踏まえて最終確認。走りきる練習(1日2本集中。5分)

    雨の日は

    外でできない日もチャンスです。足の速い選手の動画をyou tube で1〜2回再生するだけで、十分です。

    上手い人のお手本を真似るだけで、効果大

    移動中は

    この10日間だけは為末さんのDVDを流しました。

    ↓今回お世話になった教材はコチラ↓


    土日は、我が子が公園で走っているのを見て観察。少々アドバイス

    運動会当日(運動会が延期になった時のモチベーション)

    運動会当日

    実際は当日が雨で延期。
    子たちのモチベーションチーンってなってましたけど・・・。
    コンディション調整のは大変です。大切です。

    おさらい時間がさらにできてラッキー!という方向に持っていきました。
    そして、延期された運動会。
    自信を持って運動会に臨めたと思います。

    まとめ

    足が速くなるためには、正しい基本姿勢を身につけること、良いスタートダッシュをすること、最後まで諦めずに走りきることが重要です。私自身の経験から、これらのポイントを実践することで足の速さが向上しました。ぜひ、この記事が足速さに悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。

    少ない時間で、やれるだけ。小さな成功の積み重ね。
    工夫することで、前の自分より良くなってたな。とか実感してもらえたら嬉しいです。
    苦手なこと・嫌なこと・ちょっと頑張れば日の目を浴びるもの。
    小さい時の経験が自信に繋がれば嬉しいです。


    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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    【記事を書いた人】
    「楽しく子どもと一緒に運動をしたい。」
    「体験したい」という思いで書いています。
    長男:2年生からドッジボールチーム2年▶︎全国大会出場後、退団▶︎現在は他のスポーツへ。
    長女:1年からドッジボールチーム2年▶︎現在は他のスポーツへ。
    次男▶︎現在ストライダー練習中

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