スポーツにおいて、速く走ることは勝利に直結する大きな要素です。特に短距離走では、わずかな差が順位や記録に大きな影響を与えることもあります。そこで今回の記事では、子どもが「少しでもタイムを縮めたい」と相談してきたことをきっかけに、足が速くなるためのトレーニング方法をまとめました。練習時間が限られていたり、本番が近い場合でも実践できるトレーニング方法をご紹介します。足の速さに悩んでいる方に役立つ情報が詰まった記事ですので、ぜひ参考にしてみてください。
足が速くなる3つのポイント
ここでは、意識しておきたい3つのポイントと、やり方を載せています。
やる前に必ず、何も教え込まないで
1本目の走りは動画におさめてください。
後にビフォアアフターで比べてください。
見違えるようになるほど良くなっています。速くなっています。我が子が何倍も、いや何十倍も・・・。
基本姿勢
『一本まっすぐ』を意識しよう!
走っている時は、頭・お尻・かかとが一本まっすぐになるように意識します。
猫背になっていたり、あごが上がりすぎてたりしてないか?目線が下がりすぎてないか?
まずは動画を見て、正しい姿勢になってるかを確認します。
つま先の『バネ』で走ろう!
つま先にバネがついているイメージをします。かかとから着地すると、かかと→つま先にたどり着くのに時間がかかってしまいます。かかとではなくつま先だけ地面につけることによって、すぐにバネが使えます。そしてつま先が地面と反発して威力が増します。叩きつける感じで走れるようになるので、走る音が聞こえてきます。
『ポン・ポン』と・・・笑
本当に聞こえてきます。
つま先で走る感覚がわかんないなという時は、縄跳びで後ろ跳びをしてみてください。
前跳びよりもつま先で着地している感じがグッと伝わります。
腕の振りは2倍!!
手のひらの力を抜いて、上半身を動かさずに腕を振ります。ここで気をつけたいのが肩振り(肩が左右に振られる)をしないということ。
肩が左右に振られたり、上半身が定まらなければその場で『ゆっくり・大きく』振る練習をしてみてください。腕の振り下ろし方もできるだけ『まっすぐ』をイメージしてください。
スタートダッシュ(スターティングスタート)
はじめが肝心。1本目の動画を確認して、少し工夫をするだけで見違えるようにスタートが良くなります。びっくりします。
スタート位置での左右の足幅
左右の足の位置を決めるために、前足の土踏まずの内側に、後ろ足の膝を置いてみてください。そうすると後ろ足のつま先の位置が決まります。スーッと上半身をあげると足の位置は完成です。
つま先!!
基本姿勢『一本まっすぐ』の姿勢をそのまま少し前に倒します。そしたらつま先に力が入り、かかとが浮いてきます。
そう!!それです。もう走れる準備できてます。
少し前に倒した時にぐらついてしまう場合は、補助者が後ろから本人のお腹を軽く引っ張ってあげましょう。できなくても大丈夫です。『こんな感覚なんだな』ってわかったらとても良いです。
スタートの一瞬ですのでとても大事です。
腕は・・・
前足と反対側の手を前に出す。基本ですが、前足と同側の手が前に出てるケースもあるので確認してみてください。肩の力を抜いて、腕を曲げてまっすぐ。
最後まで諦めずに走りきる。
最後まで、勝負はわからない。
ゴールテープで前で減速せず、ゴールテープを越えてからゆっくり減速します。
これは当たり前って思ってるかもしれませんが、実際運動会でゴール前で逆転したケースを何回もみました。
何度も言いますが、ゴールテープの後で減速です。
我が家の10日間
まとめてガッツリ時間をとるというスタイルではなく、『帰宅して家に入る前の5分だけ』を意識しました。
お互い疲れていたりもするので、ダラダラやらずにパッと。ちょっと。
私は隙間時間に、足が速くなるyou tubeを見て0.01秒でも速くなるように、イメージトレーニングしました。色々と本人に言うとやる気がなくなるので『パッと。ちょっと』でできる何かを探しました。
晴れの日は
1日目〜3日目:基本の姿勢のみ(1日3本。5分)
4日目〜6日目:スタートダッシュ(1日3本。5分)
7日目〜本番:前にやったことを踏まえて最終確認。走りきる練習(1日2本集中。5分)
雨の日は
外でできない日もチャンスです。足の速い選手の動画をyou tube で1〜2回再生するだけで、十分です。
上手い人のお手本を真似るだけで、効果大
移動中は
この10日間だけは為末さんのDVDを流しました。
↓今回お世話になった教材はコチラ↓
土日は、我が子が公園で走っているのを見て観察。少々アドバイス
運動会当日(運動会が延期になった時のモチベーション)
実際は当日が雨で延期。
子たちのモチベーションチーンってなってましたけど・・・。
コンディション調整のは大変です。大切です。
おさらい時間がさらにできてラッキー!という方向に持っていきました。
そして、延期された運動会。
自信を持って運動会に臨めたと思います。
まとめ
足が速くなるためには、正しい基本姿勢を身につけること、良いスタートダッシュをすること、最後まで諦めずに走りきることが重要です。私自身の経験から、これらのポイントを実践することで足の速さが向上しました。ぜひ、この記事が足速さに悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。
少ない時間で、やれるだけ。小さな成功の積み重ね。
工夫することで、前の自分より良くなってたな。とか実感してもらえたら嬉しいです。
苦手なこと・嫌なこと・ちょっと頑張れば日の目を浴びるもの。
小さい時の経験が自信に繋がれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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